『02_Node.jsを触ってみる』

Node.jsの対話環境について

 REPL(Read-eval-print loop)が用意されているので実際に使っていきます。

REPLの起動

 $ node

上記のコマンドを実行するとコードを入力できる状態になります。

 

文字の出力

<コマンド>
 > console.log('Hello World');
<出力結果>

 Hello World
 undefined

 

変数に値を設定

<コマンド>
 > a = 'a';
<出力結果>

 'a'

<コマンド>
 > b = 'b';
<出力結果>

 'b'

 

結合して出力

<コマンド>
> a + b;
<出力結果>

  'ab'

 

関数の定義

<コマンド>
 > function add(a, b){
 ... return a + b
 ... };
<出力結果>

 undefined

<コマンド>
 > add(a, b);
<出力結果>

  'ab'

「...」が表示されている間は入力が継続しています。

入力を取り消す際には「Ctrl + C」で取り消すことができます。

 

Webアプリケーションの実行

最後にNode.jsのみを利用してWebページを表示します。

<コマンド>

 > http.createServer(function (req, res) { //httpモジュールの読み込み

 ... //レスポンスとヘッダーの設定
 ... res.writeHead(200, {'Content-Type':'text/plain'}); 

 ... //表示文字列の設定
 ... res.end('Hello World');
 ... }).listen(8080, 'localhost');

<実行結果>

f:id:nemuneko-1008:20170419162814p:plain

 

Node.jsは自身でWebサーバーモジュールを持っているのでWebサーバーを用意することなくWebアプリケーションを作成することができます。

次回はまだ決まっていませんが、Node.js関係でまた記事を書きたいとます。